「司法書士法教育ネットワーク」の呼びかけ 2007年4月8日
「法教育」とは、法律専門家ではない一般の人々を対象として、法や司法制度、これらの基礎になっている価値を理解し、法的なものの考え方を身に付けるための教育で、思考型、社会参加型という特徴を持つものです。消費者教育を通じて、社会科・家庭科などの教科教育で、総合の時間や教科外活動を通じて、様々なテーマで「法教育」の取り組みができます。
島根県司法書士会でも学生のための法律教室をはじめ、一般の方向けにあらゆる取り組みをしています。
私は「法教育」に取り組む司法書士のグループである司法書士法教育ネットワークの会員になりました。
全国各地の高校、大学、専門学校などで出張法律教室活動をしている司法書士のみなさんと直接お話をさせていただいたり、「法教育」の授業についての情報交換・意見交換をすることを目的とし、ゆるやかに、気長に、そして楽しく、みんなで育てるネットワークという理念に共感したからです。
先日、Zoomでの第1回法教育ネットワークcaféに参加させていただきました。
「法教育」というと、契約等におけるあらゆるトラブルに備えて基礎的な法的なものの考え方を身につけることというイメージなのですが、それだけではなく大人になるということは、責任は伴うけれど自分で決めることができるといったような喜びの側面も併せて伝えていけたらいいなという新たな発見ができて楽しかったです。
最終更新日 2020年9月17日